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居合い斬りの名人と呼ばれる男がいた。 ある日、彼を訪ねて腕自慢の武芸者がやってきた。 「貴殿の噂を聞いてやって参り申した。是非、拙者と腕比べをお願いしたい」 「よろしい。それではお手前を拝見いたしましょう」 名人と武芸者は近くの森に行った。タブンネが生息する森である。 タブンネの夫婦がおり、卵をうれしそうに撫でている。 もうじき子供が生まれるのであろう。 「されば、まずは拙者から」 武芸者はそれに向かって疾風のごとく駆け寄りながら、刀を一閃させた。 何も起こらない。タブンネ夫婦は、突如駆け寄って走り抜けた彼を不審そうに見ている。 「失礼ながら、しくじられましたかな?」 「いやいや、しばしお待ちあれ。直にわかります」 二人が物陰から見守っていると、夫タブンネが立ち上がり出て行った。 後をつけてみると。川のほうに行くようである。水を飲みに来たらしい。 そして夫タブンネが四つん這いになり、水を飲もうとした時、 「ミッ!?」 突如その首は体から離れ、水の中に転げ落ちた。 「ミ、ミィッ!?」 まだ息があるらしく、驚愕の表情を浮かべたまま、首は流れてゆく。 一呼吸の後、その首の切り口からは血が噴き出した。 そしてその胴体も前のめりに川に落下し、水を赤く染めながら流れていった。 「これはお見事。切られた刹那は何も感じず、しばらくは生きているが、 首を傾ければ切れ目から裂け落ちる。大したものです」 武芸者は会心の笑みを浮かべた。 「恐れ入ります。それでは貴殿の番ですな」 「よいでしょう」 名人は武芸者とは違い、散歩するようなゆったりした足取りでタブンネの巣に近づいた。 先程とは別の人間が来たことに妻タブンネは警戒心を見せたが、 微笑を浮かべ、悪意や殺気など微塵も感じられぬその風情に、気を緩めたようである。 しかし武芸者は見た。恐るべき速さの剣が幾度か閃き、妻タブンネに見舞われたのを。 妻タブンネは何も気づいておらず、卵を撫で続けている。 悠然と戻ってくる名人の姿に、武芸者はごくりと唾を飲み込んだ。 「貴殿も拙者と同じように斬られたのですかな?」 「左様、ですがいささか工夫をこらしておきました。もう間もなくですよ」 二人が物陰から様子を伺っていると、卵にひびが入り始めた。 妻タブンネは夫タブンネが帰ってこないのでやきもきしているようだが、 そうしている間に卵が割れ、ベビンネが誕生した。 「チィチィ♪」「ミッミッ♪」 うれしそうに妻タブンネは子供を抱き上げ、粘液で濡れた体を舐めて綺麗にしようとした。 「ミッ!?」 ところがその突き出した舌に切れ目が入り、ポトリと地面に落ちた。口の中から血が噴き出す。 「ムガァァァァァァ!?」 妻タブンネはベビンネを地上に下ろすと、慌てて舌を拾おうとした。 「ミ…ンガァーーッ!!」 すると今度は両腕が同じように切断されて、地べたに落ちた。 「ムギィィィ!!」 妻タブンネは口と腕から血を噴き出しながら転げ回った。 「チ…チィィ…チィィ…」 のた打ち回る母親の気配を感じて怯えたのか、ベビンネが泣き出した。 妻タブンネは激痛に悶え苦しみながらも、我が子を放っていく訳にもいかず、 這いずってベビンネに近づこうとした。しかし。 「チィィ…ッ…!」 ベビンネの体の中央に赤い亀裂が走ったかと思うと、その体は左右に真っ二つになってしまった。 「ンッギィィィィィ!!!」 絶叫を上げることで、舌の切断面から一層激しく血が噴き出るのも構わずに、 妻タブンネは必死で這ってベビンネに近づこうとする。 「ンン…ガアアアア!!」 だが妻タブンネの体にも、ベビンネと同じ赤い亀裂が走った。 そしてその体もやはり、真っ二つに裂けて左右に転がったのであった。 一部始終を見届けた武芸者はもはや顔面蒼白であった。 「何と、閉じていた口の中の舌だけではなく、殻を切らずに中の赤子も切ったと申されるか」 「左様。舌と腕を切り落とすことで、もはや子供を舐める事も抱く事もできぬという絶望を与え、 その絶望に呼応して子供の傷口が開き、それを見た母親の傷口も開いてとどめを刺す。 これを名づけて『秘剣・奈落落とし』と申します」 「拙者など及びもつかぬ神業。恐れ入りました」 武芸者は頭を垂れ、深々と平伏するしかなかったという事である。 (終) ーーーー 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録タグ なぜ出てくるし グロ 危険度3 謎 YouTubeに投稿された謎の動画。 普通に駐車場の動画を探したい方は注意。 + 動画の内容 0 02〜0 06 かっこうの鳴き声共に山の背景がうつる 0 07 画面が切り替わり、右側に男性の顔、左側に指が出る 0 08〜0 22 指が両目をえぐり出す 0 23〜0 26 口を無理やり開け、舌を取り出す 0 27〜0 28 画面が真っ暗になる 0 29〜0 36 目や舌がガタガタと震える 0 37〜0 40 顔に切れ込みがかかり、顔が真っ二つになる 0 41〜0 45 取れた顔が不自然な動きをする 0 46〜0 56 取れた顔が高速道路を走る。そして背景には真っ二つに引き裂かれた男性の頭と上半身が複数うつる。 0 57 フェードアウト ちなみに、この動画の投稿したユーザー「駕籠真太郎」氏は他にもこれと似たようなシュールな作品を多く投稿している。 分類:グロ 謎 危険度:3 コメント 賛成意見があった為作成しました。問題があれば編集しても構いません。 -- 文屋 (2017-09-03 08 22 30) 作成乙です。「超楽しいムービー」と雰囲気がちょっと似てますねこの動画。 -- テツロー (2017-09-03 10 17 53) cyriak的な何か -- 名無しさん (2017-09-21 14 30 04) この動画を作成したのは「駕籠真太郎」という成人漫画家らしい。気になった人は検索してみて(ただしエログロ要素有りなので苦手な方はご注意) -- 名無しさん (2017-12-17 17 21 01) サムネがグロ -- シリカ@ちなDe (2018-03-29 21 37 02) ↑2 そうなのか!知らんかった -- 名無しさん (2018-03-29 22 11 03) あのー車じゃないんだが -- 名無しさん (2018-04-01 10 45 37) とりあえず実写系ではないです -- 名無しさん (2018-07-01 21 31 06) 江頭に見えたw -- NB (2018-09-23 11 01 08) やっちゃえ日産 -- 名無しさん (2018-09-29 15 53 34) 車は? -- 名無しさん (2018-09-29 15 55 58) 黒塗りの高級車に追突してない事を祈る -- 名無しさん (2018-10-10 17 35 38) 車はどこへ? -- 名無しさん (2018-10-10 17 41 10) つまんね -- 名無しさん (2019-03-15 17 15 26) ある意味ネットテロだよなこの手の動画ww -- 駐車場より駐輪場派 (2019-07-27 17 44 29) ↑4 TNOKもさすがにビビると思う -- 名無しさん (2019-08-19 12 29 32) 駐車場出てこねぇじゃん!と思ったけど、顔の部分が車で頭が駐車場、駐車場から車が発車する光景に見立ててるんだろうか -- 名無しさん (2020-02-07 21 24 58) YouTube版人類には早すぎる動画 -- 魚画素 (2020-02-14 14 54 09) (普通にYouTubeで駐車場の動画を探したい人ってどんな人やねん……) -- 名無しさん (2020-02-14 21 19 10) (削除されました。) 完璧にcyriakだ -- 名無しさん (2020-08-19 18 49 40) 前衛アートは凄く好きなんだがタイトルを一般的なものにするのはやっぱやめてほしいわ。 -- 名無しさん (2020-10-15 00 09 02) 駐車場を見たいってなんだよ(哲学) -- 名無しさん (2020-11-17 15 40 51) ↑それな笑 -- 台パン大魔王 (2020-11-28 08 35 46) ↑2駐車するゲームのプレイ動画とか? -- ナイル (2021-09-18 17 42 34) 開始数秒で衝撃的なグロシーンがあるから年齢制限かけられてるのも納得。 -- ゲーム太郎 (2021-12-06 19 27 32) 思ってたんと違う -- ねろ (2022-04-08 17 03 21) 3…なのか…? -- jきこ (2022-05-28 20 06 49) ↑危険度2くらい? -- 霧雨カッキー (2022-05-29 00 11 35) 駐車場の動画…? -- 名無しさん (2023-04-01 08 49 24) 江頭2 50に似てる…? -- UNO_Mania (2023-04-01 10 42 01) 謎のエグさ -- 名無しさん (2023-04-02 08 47 08) 普通に検索してもヒットするようになってた -- 名無しさん (2023-09-24 14 27 03) 名前 コメント
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第17回トーナメント:準決勝② No.6130 【スタンド名】 クリスタル・ピース 【本体】 新房 硝子(シンボウ ショウコ) 【能力】 微細なガラスを操作する オリスタ図鑑 No.6130 No.4343 【スタンド名】 バッド・バード・ラグ 【本体】 煤架 耶樹(ススカ ヤギ) 【能力】 楔を打ち込んだモノを真っ二つに割る オリスタ図鑑 No.4343 クリスタル・ピース vs バッド・バード・ラグ 【STAGE:商店街】◆iL739YR/jk 「……明るい」 まぶしい日の光を右手で遮り、彼女”新房硝子(シンボウショウコ)”は空を仰いだ。 降り注ぐ日差しの下、彼女は辺りの様子を眺める。 普段は人で賑わうのであろう商店街も、今は生活感の欠片もない空虚な器となっていた。 「夜中だろうと、昼間だろうと、人がいないことに変わりはないか……」 前回のトーナメントと打って変わり、この優勝者トーナメントで、硝子は明るい日の下で闘いをすることとなった。 しかし、物理的に明るかろうが、暗かろうが、変わらないものもある。 硝子は己れの左手を改めて見つめた。 「私は負けられない……強くならないと……」 「ここやな、今回の会場は……」 商店街の入り口に停められた一台のバイク。 ヘルメットをハンドルにかけ、座席から降りた青年”煤架耶樹(ススカヤギ)” 「しかし、まぁ、トーナメントの運営ちゅーのも人払いするのが好きな連中やな……」 人気のない通りを歩きながら、耶樹は呟く。 「ま、おかげで分かりやすいけどな!」 その視線の先には眼鏡をかけた少女が佇んでいた。 「待たせたな。お嬢ちゃんが今回の対戦相手ってことでいいか?」 「ええ、新房硝子です。よろしくおねがいします」 「これまたえらく行儀のいいお嬢ちゃんで。ワイは耶樹……煤架耶樹や。よろしく」 ペコリと頭を下げた硝子に戸惑いながらも耶樹も自己紹介を済ませる。 「じゃあ、早速ですが……」 硝子の体から抜け出るように、煌めくスタンドヴィジョンが浮かび上がる。 「クリスタル・ピース!!」 「……バッド・バード・ラグ!」 静かに、自然に、それでいて力強く、互いの掛け声とともに勝負は幕を開けた。 両者、近距離型と思しきスタンドを携え、走りながら距離を詰める。 「(まずは確認や……)」 互いのスタンドの間合いに入るよりも先に、 耶樹が動く。 勢いよく放たれた楔が一つ、クリスタルピースの煌めく足元へと向かう。 バッド・バード・ラグの能力は『楔を打ち込んだものを真っ二つに割る』こと。 まともに喰らえばそれだけで致命傷の一撃。 ……だが、 「……無駄です」 楔はクリスタル・ピースの脚をすり抜け、硝子の背後の魚屋の看板に突き刺さる。 「私のスタンドに刃物の類は通じません」 「またかいな……こんな相手ばっかりでやんなるわ……」 クリスタル・ピースの体を構成するのはガラスの粒子。 まとまった一つの塊でない以上、楔で寸断することもできない。 「お気の毒ですが、勝負は勝負です」 クリスタル・ピースの左拳が、バッド・バード・ラグへと迫る。 「(キラキラ光る、楔の通じへん身体……恐らくガラスかなんかの不定形……相性悪すぎやろ……)」 耶樹は無駄と分かりつつも、クリスタル・ピースを迎え撃つように、楔を握り締めたスタンドの拳を繰り出す。 バッド・バード・ラグの楔がクリスタル・ピースの拳を割る……わけでない。 硝子自らの意志でクリスタル・ピースの拳はその形を崩し、無数の煌めく刃となって、バッド・バード・ラグの左拳を包み込み、そして……切り刻む。 「ぐ……」 ダメージフィードバックで左手から血を流し、痛みに顔を歪ませる耶樹。 一瞬ひるんだその隙に、耶樹の視界から硝子の姿が消え失せる。 「な……消えたってことはアカン。これは最高にまずいやつや!」 一つ、また一つ、耶樹の身体に煌めく刃が傷を刻み込む。 1回戦で硝子が披露した光の屈折を利用した透明化。 そこから繰り出される不可避の斬撃。 「貴方のスタンドの能力は、あの看板のように『ものを真っ二つに割る』能力ですよね? それでは私のスタンドは倒せません」 硝子の宣言とともに、止むことのない斬撃の嵐。 耶樹の身体のいたるところに傷を与えていく。 「ですから、これ以上傷を増やす前に降参を……」 「嬢ちゃん……冗談はたいがいにしときや……」 耶樹の身体は既にボロボロ、しかし、目はまだその輝きを失っていない。 まだ闘う意志を消してはいない…… 「ワイはなぁ……負けるわけにはいかんのや!」 優勝者トーナメント1回戦を終え、病院のベッドの中で耶樹は思った。 前回のトーナメントの闘いの中、自らの手で殺めた少女。 それ以来、彼の心の中に残されたのは、自らの楔を持ってしても割り切れない、そんな思い。 少女の魂の救済……それは心のどこかで感じた。 しかし、それはあくまでもあの少女の過去。 自分の過去とは別の話だ。 無視して、割り切って進めるわけではない。 「楔はなぁ、割りきれんもんを割るためだけやない……流されへんように繋ぎ止めるために打ち込むもんや……」 耶樹は楔をしっかりと握り締め、思いを固める。 「ワイは負けん……絶対に……」 「もう何にも流されへん。捨てもせん……しっかりとこの手に掴めるように……だから……」 耶樹は決意を込めて、楔を握る。 「絶対に負けん!」 そして、己れの胴体を真っ二つに切断する! おそらくは心臓ごと裂かれた身体…… 鮮血が勢いよく辺りへと飛び散る。 そして、耶樹は即座に能力解除……再び身体を繋ぎ止める。 「大量出血にはもう慣れたで……おかげで……」 耶樹の目の前には呆然とする少女。 そして、血塗られたガラスの破片。 「念願のご対面や!」 「そんな無茶苦茶な……自分の血でガラスを赤く塗りつぶして光の屈折を消すなんて……」 「これしか思いつかなかったからな。さて、これで逃げも隠れもできへんで……」 大量の血潮でクリスタル・ピースを構成する部品は全てマーキングされた。 もう不可避の一撃を喰らうことはない。 「(あとは、この弱った身体でなんとか間合いを縮め、嬢ちゃんに直接叩き込めば……)」 「……動かないでください」 耶樹の思考を遮る硝子の一声。 彼女は己れの左腕をまっすぐと伸ばし、耶樹へと向ける。 「これが最後の警告です。降参してください。貴方の負けです。今なら貴方の命までは奪わないで済みます……」 「何の冗談や……? 流石にもうこれだけ目立つ真っ赤な刃を浴びるほど、ワイは愚鈍やないで?」 「そうじゃありません……」 硝子の左手は手のひらを大きく広げ、耶樹をまっすぐと見定める。 そして、その手のひらの中心から、太く、黒い銃口が顔を出す……! 「言ってませんでしたが、私の左腕は義手なんです」 硝子の手のひらの中心に彼女のスタンドの煌めきよりも、さらに眩い光が収束していく。 「エネルギーの充填は完了しました。何でも戦艦大和?も一撃で沈める威力だそうです。降参しないと……分かりますよね?」 「ハハハ、大阪育ちのワイを笑かそうとするとはえらい度胸やな……確かになかなかオモロい冗談や」 「私は本気です……!」 硝子は眼鏡の奥の視線を逸らすことなく、耶樹をまっすぐと見つめる。 「ススカさん……私も負けるわけにはいかないんです……だから……」 「(アカン、これマジな目や……)」 「降参してください……お願いします」 新房硝子もまた、引くことはできない。 『強くなりたい』 その思いでトーナメントへと参加した。 確かに以前よりも強くはなれた。 しかし、割り切れない血塗られた過去と引換に…… 「(一度は断ったこの左腕……でも、私は忘れちゃいけないんだ。あの日々を。割りきっちゃいけないんだ。彼の死を……)」 『割りきれ…闘いとはそういうものだ……』 2回戦の対戦相手……G・Tの声が蘇る。 「違う! 私は割り切らない……逃げない。ちゃんと向き合って強くなる。だから……負けない!」 「(なるほどなぁ……自分も訳ありかいな……)」 耶樹は思う。 目の前の少女も抱えている。捨てきれない思いを、割り切れない過去を…… 確かに感じる。強い意志を。 だが…… 「悪いな、嬢ちゃん。ワイも引くわけにはいかん。やるならやれや……」 「なんで……」 硝子の眼鏡の奥、そのガラスにも、左手の銃口にも負けない輝きを秘めた瞳に涙が溢れるのを耶樹は見逃していなかった。 「ワイもなぁ、抱える思いは一緒や……だから……堪忍な」 「……荷電粒子砲、発射」 硝子の手からこの試合の一番の輝きを秘めた光流が放たれた。 「ハハハ、こりゃたまげた……」 迫りくるビーム。 こんなSFじみたものが現実に存在するとは。 「(ま、スタンドもたいがいか……)」 バッド・バード・ラグは『楔を打ち込んだものを割る』能力。 ニール・コドリングや、クリスタル・ピースのような不定形、そして目の前の光線のような『形ないもの』には無力である。 硝子の目からは止めどなく涙が溢れる。 そして、その光線が耶樹の身体を飲み込む…… 「……ってアホかぁ!!」 光線は耶樹の身体には当たらない……彼の身体を裂け、二股に別れ、耶樹の背後のクリーニング屋と電気屋を吹き飛ばす! 「え……?」 戸惑う硝子。 彼女の目に飛び込んできたのは、楔を握った精神の分身を携え、未だ健在の耶樹の姿。 「昔なぁ、誰かが言ったそうや。スタンドっちゅうのは精神の才能。出来て当然と思うことが肝心やと。形ないものは割れない……? 誰が決めたんや、そんなこと……」 耶樹は自身の能力の鍵……楔を改めて見つめる。 「……ワイやないか!?」 そう、彼はこの一瞬で決意を固め、成長した。 今の彼ならば、なんでも割れる。 たとえ形ないビームであろうと、真っ二つに。 「たどり着いたで! ワイのスタンドの成長……新たな形……」 「クリスタル・ピース!!」 真っ赤なガラスの欠片が再集合し、硝子の傍らで徐々に人型となっていく。 「遅い!」 それよりも先に、彼女に楔を突きつける。 そのために、一気に間合いを詰めようと駆け込む耶樹。 「く……!」 ガチャリと機械音が鳴り、硝子の左腕が耶樹へと向かって飛んでいく。 「おっと、させへんで!」 向かいくるロケットパンチをスタンドの拳で殴り落とし、耶樹は硝子へと一目散へ走る。 「今のが奥の手かいな? いろんな意味で……」 「いや……ススカさん」 駆ける耶樹の首筋にヒヤリとした……まるでガラスの塊を押し付けられたような感触が襲う。 「これが本当の”奥の手”です」 硝子が右手で指差したのは、耶樹の足元。 そこには”文字通り”、人間の”左腕”が落ちていた。 「これは……まさか…、嘘やろ?」 「いえ、正真正銘、私の”左腕”です。今回の勝負、初めから私の懐に忍ばせてありました」 荷電粒子砲を撃ったとき、硝子は心のどこかで感じていた。 耶樹の諦めを知らない強い思いがまだ生きていることを。直感的に。 だから、懐から取り出した自分の『本物の左腕』を、転がしておいた。 その上には左腕に対応する分のガラス片が覆い被さり、耶樹には悟られないようにその姿を隠した。 「そして、貴方が近づいた一瞬、その腕のヴィジョンで貴方の首を掴んだ……今度こそチェックメイトです」 ガラスの左腕が耶樹の首をギリギリと締め上げる。 「動けば首の動脈を切りますし、動かなくても……」 「グ……」 耶樹が気を失うと同時、バッド・バード・ラグのヴィジョンも消え失せる。 「気を失ってもらいます……これで私の勝ちです」 ……パチパチパチ 「おめでとうございます。新房硝子様。立会人として、貴方の勝利を認めます」 商店街の物陰から、スーツを着込んだ青年が拍手をしながら現れる。 「ありがとうございます」 硝子は2つの左腕を拾い、気を失っている耶樹へと近づく。 「ススカさん。貴方を殺さずに済んで本当に良かった。貴方の分も強くなります……絶対に……私は負けません」 「ゲロ……楔(バッド・バード・ラグ)デモ割リ切レナイ、死ヘノ思イガ、勝利トイウ名ノパズルノ欠片(クリスタル・ピース)……」 商店街のとある店の中。 漆黒のドレスを身に纏う少女はカエルの姿を模しているグロテスクなデザインの縫いぐるみを抱いていた。 その縫いぐるみは言葉を続ける。 「三日月錠(クレセント・ロック)ヲ解キ放ツ(ブレイク・フリー)コトハデキルノカ……ゲロ……」 時は正午……クレセント・ロック vs ブレイク・フリーが始まる半日ほど前のことであった。 ★★★ 勝者 ★★★ No.6130 【スタンド名】 クリスタル・ピース 【本体】 新房 硝子(シンボウ ショウコ) 【能力】 微細なガラスを操作する オリスタ図鑑 No.6130 < 第17回:決勝① > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ トーナメントとは? 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【作品名】アンブレード戦記 【ジャンル】ゲーム(ip! 2010年6月号収録) 【参考】機動忍者SAMURAIの斬撃:一撃で月を真っ二つにできる威力 殲滅爆弾:機動忍者SAMURAIの斬撃2発分の威力の爆発を起こす爆弾 【名前】イヌイ 【属性】主人公、蛙人 【大きさ】頭部が蛙の成人男性 【攻撃力】アンブレード:1m程の傘 一撃で殲滅爆弾の1/2の威力 緊急着地:横移動の勢いを殺して、垂直に落下 一撃でアンブレードの一撃並みの威力 この時の速度は機械ビームの4倍以上 【防御力】機動忍者SAMURAIの斬撃に10発以上耐えて戦闘続行可能 溶岩並みの熱の火炎の直撃に6発程度耐えられる アンブレード:開くと自分の前面を完全に覆える 火星五つ同時に破壊できるビームの直撃でノーダメージのバリアとなる 【素早さ】機械ビームの2倍程の速度で飛行可能 機械ビームが2m先から発射された後で回避可能 アンブレードを上に開くと機械ビームの3倍程の速度で上昇する 【特殊能力】人語を解せる 宇宙空間で活動可能 【備考】最終戦の宇宙空間に居る状態で参戦 参戦 vol.123 vol.123 243格無しさん2018/10/21(日) 16 57 42.77ID GStWx2WR 253 イヌイ 月破壊攻防、1mマッハ1.5反応 坂上闘真以下にはほぼ全勝できる 納村不道には防御無視で負け そこからも速いわ防御無視があるわで引き分けか負け連発で勝ち越せない 納村不道 イヌイ>坂上闘真 (省略)
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三色石 クロス族の村の宝だった石。「赤い石」、「青い石」、「緑の石」の3つがあり、それぞれに違う魔術が込められている。 トラトスが彼らの村を滅ぼした後、一度は3つが離れ離れになったが、現在は全てじんがい村にある様子。 赤い石 破壊の力が込められた石。 クロス族の滅亡後、トラトスが所持し、特殊な銃に取り付けてあらゆる所で大量殺人を行っていたという。 敵襲編でトラトスがディオニスを襲おうとした時に、カゲボウシの攻撃で石は真っ二つに割れてしまう。 現在は、のりで元通りにくっつけられ、フィロスが首に着けている。 青い石 操作や変化といった魔術が込められた石。この力で凶暴化した者は、強大な力を得る代わりに体の一部の機能が低下する。その場合、生きるためには特殊な装置が必要。 クロス族の滅亡後、ディオニスが所持し、バースの力を解放させて、じんがい村を襲わせた。ある時、ディオニスが暗闇の林にその石を落とし、めトンがネコババしていった。その後、無理やりトラトスに奪われた。そして、石の力でグワッパを操り住民たちを攻撃させようとした。 現在はアクセが持っている様子。 緑の石 創造の力が込められた石。 クロス族の滅亡後、アクセが所持し、じんがい村の地下に引きこもっていた。 「敵襲編」の後、戦いで荒れ果ててしまったじんがい村を、石の力で元通りに修復した。
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【パピー】 【作品名】ポピーザぱフォーマー 【ジャンル】アニメ 【名前】パピー 【属性】主人公の父 【大きさ】人並み 【攻撃力】手刀 素手で繰り出す手刀。不可視の斬撃として飛ばし太陽を真っ二つに両断した。 射程は1億5000万km。速度は光速の約166倍。 月を地球に向けて光速の1/10程度の速度で投擲する腕力。 【防御力】剣などの物理無効。こちらからは干渉できる。 【素早さ】5mからの銃弾反応はあると思われる。移動速度は鍛えた人~達人並み。浮遊可能。 【特殊能力】宇宙空間生存可能。 催眠術 自分の目を見た相手に暗示をかける。射程10m、即発動。人間・動物・人外等に有効。 以下実例。 (骸骨) 相手を骸骨に変貌させて即死させる。 (パピー) 相手を自分自身に変えて乗っ取る。 【長所】物理無効。幅の広い即死級攻撃。 【短所】素早さが見劣りする。変態。 【備考】主人公と度々ガチで殺し合う。幽霊状態で参戦。 【戦法】催眠術。効かないようなら手刀か相手を宇宙に投げ飛ばす。 22スレ目 16 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/11/06(木) 01 08 47 パピー ×>ヴァルキュア>ゴッド>腕原種>クッパ大魔王:先手取られて負け 普通に当たらない △>メテオス>方舟:でかすぎて無理だが負けない ○>クロミ :手刀で勝ち ○>エグゼリオ変動重力源>太陽(アバタールチューナー)>天魔大帝 :手刀で勝ち メテオス>方舟=パピー >クロミ
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(なんだ!?) 声を出さずに驚愕するクラウド。 その暇も充分に与えず、狼のような、しかし狼と言うにはあまりにも醜悪な外見の獣が群れて襲いかかってくる。 すかさず応戦の準備に入る。ハンドルの根元の方に手を伸ばし、指先に触れたスイッチを押す。 瞬間、それまで前輪を支えていたカウルが勢いよく開き、その中に収納されていた6本の剣が出現する。 そのうちの1本を取りだし、一番接近して来ていたモンスターの胴体を両断した。 体を真っ二つにされた獣は、断末魔の吼え声を上げながら黒い煙となって霧散した。 が、その頃には既に20体を超えるモンスターに囲まれてしまっていた。 彼らは全速力で悪路を走るクラウドと並ぶように走り、機会を捉えては跳びかかるという戦法を繰り返す。 その度にクラウドは剣を一閃させて返り討ちにするが、 いかんせん思い剣を振りまわしながら片手で、しかも悪路の上でバイクを駆っていては不利だった。 たまらず岩山地帯から離れ、もとの平坦な荒野へと戻る。 それを見計らっていたように、バイクの2人組が急接近して来た。 2台の大型バイクはクラウドの後方2,30メートルにまで接近する。 クラウドはまだ、彼等が呼び出したモンスターに気を取られている。 それを認めたヤズーとロッズは、またも不敵に笑って顔を見合わせると、更に加速。 モンスターの群れを縫う様にすり抜け、あっという間にクラウドと並ぶ形になった。
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キリキザン 2012/8/25 基本データとその他設定・情報など更新 (イラストは特に描いていません) 基本データ 分類/タイプ/とくせい/ とうじんポケモン/あく・はがね/まけんき・せいしんりょく たかさ/おもさ 1.6m/70.0kg 種族値 合計490 HP 65 こうげき 125 ぼうぎょ 100 とくこう 60 とくぼう 70 すばやさ 70 似合いそうなわざ ふくろだたき:コマタナの集団を動かすから。 その他設定・情報など ゲームでは コマタナの進化系。 大勢のコマタナを従えて獲物を追い詰める。 傷つき、動けなくなった獲物を真っ二つにして止めを刺す。 ボスの座を奪い合い闘う。 ボス争いに敗れると追い出される。 デザイナーの話によると、武将や虫っぽさを意識したという。 (まだ未完成) ゲーム以外では アニメ:「どんどん続くよドンナマイト!クリムガンVSキリキザン!!」では ラングレーのポケモンとして初登場。 アニメ:「パワーバトル!アイリスVSヒカリ!!」のオーキド博士のポケモンライブキャスターでは コマタナの群れの中から進化するとボス争いが始まり、 ボス争いで追い出されたキリキザンは凶暴になると言われた。 (まだまだ未完成) コメント とても人間っぽいがかっこいいポケモン。 アニメとかで野生ポケモンとして出たらどうなるか気になる。 生態がなんか猛獣っぽくてリアルな気がする。 分類は刀人か、刀刃か。 2010年9月25日作成 ポケモン図鑑No.625 図鑑@ヒトワザ。No.717
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やばっ! ディスさんかっこいいっす! ズキズキする頭を抑えながら俺は剣を抜いた やつらは一列になって襲ってくる どうやら一人づつ相手にするようだ 最初のゾンビがふりあげた棍棒を掻い潜りざま 剣を払う ゾンビの胴体が真っ二つになった先に次のゾンビが巨大な鎌を振り上げて待っていた 俺は最初のゾンビの下半身を蹴りつけ、その反動で鎌を持ったゾンビの腹めがけて深々と剣を差し込む 鎌を持ったゾンビはヒュウウと異様な音を立てて口から緑色の液体を吐き出しだらりと力がぬける ゾンビの体から剣が抜けるよりも早く、すぐ後ろにいたゾンビのつるはしが打ち下ろされた ザンツ! つるはしが地面に打ち下ろされると俺の腕から鮮血が散る(体力14→12) 『チッ』俺は、腕に走る痛みに顔をしかめながら地面にはまったツルハシを抜こうと躍起になっている ゾンビの頭を剣で砕いた あと、一匹 『グウギュエアーー!』 最後のゾンビが叫び声をあげながら 手に持った斧をブンブン振り回しながら突進してきた 俺は、斧の軌道をにあわせて剣をはらいあっさり斧を吹き飛ばす そして、ゾンビの体に剣をつき立てた 『ふぅ。。ダイス運よかったぜ。。』 ゾンビたちは偽者の生の重みから解放されてむしろ喜んでいるように見える 死んでからなお、誰かの意のままにされるなんて 哀れな話だな・・ おい、今回俺かっこいいぞ? だが、こいつらの死を知ってるのは俺だけじゃないような気がするな・・ なにか、嫌な予感を感じつつ イカ次号!
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前ページ次ページ魔眼の使い魔 ドンドコドコドコドンドコドコドコ おどろおどろしい太鼓の音が爽やかな湖畔の夕べを台無しにする ここラグドリアン湖では岸辺に作られた祭壇の上でフンドシ一丁のモンモランシーが リンボーダンスを踊り その周囲で輪になった腰蓑一丁の司祭達がフレキシブルに腰をシェイクしながら 「族長(オサ)ッ!族長(オサ)ッ!族長(オサ)ッ!族長(オサ)ッ!」 と唱和する悪夢のような光景が繰り広げられていた 「何かが激しく間違っているような気がするんだけど…」 思いっきり不機嫌そうな顔をしたルイズが呟く 「私に言われても困ります」 一見ポーカーフェイスを保つメドゥーサもイヤな物を見たという感じで 僅かに眉を顰めている やがてトランス状態に陥ったモンモランシーはイナバウアーを決めながら使い魔である 蛙のロビンを両手で掴み 真っ二つに引き裂いた 股裂きにされた蛙の血と臓物を顔に受け恍惚の表情を浮かべたモンモランシーは 天を仰いで吼えた 「URYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」 その声に答え湖の中央が渦を巻き 渦の中心から新宿コマ劇場の舞台で奈落からせり上がってくる北島三郎のように 水の精霊が現れた 右手にお面、左手に本を持っていた 「貴女が落としたのはこの“石仮面”ですか?それともこの“夜天の書”ですか?」 「節操無いですねえ」 お 前 が 言 う か メドゥーサの台詞に全員の心が一つになった 前ページ次ページ魔眼の使い魔